【2024/05/22開催】第1回学術講演会のお知らせ

学術講演会を開催いたしますので、参加をご希望される方は、お問い合わせメール katshika@lily.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。

講演会概要

日時 : 令和6年5月22日(水)午後7時30分
場所 : 葛飾区歯科医師会館
演題 : 歯科で遭遇する困惑する主訴や患者急変への対応
講師 : 東京歯科大学 口腔健康科学講座 障害者歯科・口腔顔面痛研究室 教授 福田謙一先生

参加費用

  • 本会会員(無料 )
  • 他地区会員(2,000円 )
  • 都歯準会員(無料 )
  • 一般歯科医師(10,000円 )

抄録

昨今、社会状況が目まぐるしく変化する中で、多様な価値観が渦巻いています。また、世界に類を見ない超高齢社会、すなわち人口構造が著しく変動する日本の社会背景のなかで、歯科を訪れる患者さんの主訴や状況が急激に多様化しています。

原因が明確ではなく困惑する痛みを訴える患者さん、根管治療を何度施しても痛みを訴える患者さん、処置後に痺れや著しい痛みを訴える患者さん、著しいブラキシズムがある患者さん、極度の嘔吐反射や異常な歯科恐怖で治療が困難な患者さん、局所麻酔が効きにくい患者さん、様々なアレルギーがあると訴える患者さん、様々な突然気分不快を訴える患者さんなどです。このような状況のなかで歯科医師には、的確な診断能力、幅広い患者管理に関する知識、コミュニケーション能力、緊急時対応のスキルなどが求められます。

本講演では、日常の歯科臨床において起こりうる様々な状況において、病態診断の手順、迅速な状況把握、各種場面における対処法など、お話し致します。

略歴

1990年 東京歯科大学卒業
1990年 同大学歯科麻酔学講座入局
1994年 東京大学医学部麻酔科医員(〜1995年)
1997年 アメリカ合衆国UCLA Habor Medical Center 麻酔科客員研究員(〜1998年)
2004年 東京歯科大学水道橋病院歯科麻酔科/口腔顔面痛みセンター科長
2007年 東京歯科大学口腔健康臨床科学講座歯科麻酔学分野准教授
2015年 東京歯科大学口腔健康科学講座/障害者歯科・口腔顔面痛研究室教授
現在に至る。

講演会に出席される先生はICカードをご持参ください。