警察歯科講演会のお知らせ
「下記講演会を開催いたしますので、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
参加をご希望される方は、お問い合わせメール宛にお申込みください。」
日時 : 令和8年3月11日(水)午後7時30分
場所 : 葛飾区歯科医師会館
演題:「最新の科学捜査と歯による身元特定の併用について」
講師:葛飾区警察歯科医会顧問/神奈川歯科大学歯科法医学教室 教授 山田良宏 先生
参加費用
本会会員(無料 )
他地区会員(2,000円 )
都歯準会員(無料 )
一般歯科医師(10,000円 )
抄録
名古屋市主婦殺害事件、赤坂のライブハウス殺人未遂事件・サウナ火災事件など、遺留DNAデータベースの活用や防犯カメラのリレー捜査を用いた事例が相次いでいる。
1.DNA鑑定:犯人が犯罪現場等に遺留した現場資料から作成した遺留DNA型記録をデータベースに登録し、被疑者が見つかった場合、採取した被疑者DNA型とのマッチングで犯人の割り出し活用している。ただ、25年前の世田谷一家4人殺人事件のように遺留DNAが存在しても被疑者が絞り込めない場合は困難である。
身元不明死体のDNA型記録をデータベースに登録し、身元不明死体の身元の速やかな発見に活用している。
2.防犯カメラ画像等の活用:関係者の足取りの確認、防犯カメラ画像等を公開しての追跡捜査(リレー捜査)等、警察捜査における様々な場面で活用されている。
防犯カメラ画像等の分析結果から、被害者と全く面識がない被疑者による偶発的な犯行など、防犯カメラは警察捜査に欠かせないものとなっている。防犯カメラ画像等が記録されている記録媒体は、一定期間が過ぎるとデータが上書きにより消去されるものが多く、警察では事件発生後、迅速に防犯カメラ画像等の収集・分析する体制の構築を進めている。
3.自動車ナンバー自動読取システム(Nシステム):自動車の逃走から、被疑者の早期検挙には、車両ナンバーに基づいて当該車両の発見・捕捉をすることが効果的である。警察庁では、通過する自動車のナンバーを自動的に読み取り、手配車両のナンバーと照合するNシステムの整備に努めている。
警察は犯罪捜査において客観証拠による的確な立証を図り、犯罪の悪質化・巧妙化等に対応するため、科学技術の活用を推進している。今回、代表的なものを解説するとともに歯科所見による身元特定作業との併用の有効性について話を進める。
講演会に出席される先生はICカードをご持参ください。
