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講演会のお知らせ

他地区歯科医師会会員、都歯準会員、一般歯科医師の方は、フォーム学術講演会申込書にてお申込み下さい。

申込番号:171219

日時: 平成29年12月19日(火)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
摂食嚥下の基礎・応用・実習・症例検討について(第1回)
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系
    口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野 准教授 戸原 玄先生
抄録: 超高齢社会である日本では、肺炎による死亡数は昨年度3位となった。
    その原因は人口の高齢化により誤嚥性肺炎が増加したためではないか
    と考えられている。誤嚥は摂食・嚥下障害により起こるが、その状態を
    正確に把握するためには精査が必要になる。しかし、全ての患者に
    対して検査環境が整っているとは言いがたいのが現状であり、特に通院
    できない患者への対応を困難としている。 現在の日本では入院中に
    リハビリテーションを十分に行うことができないまま退院もしくは転院
    する場合が多い。嚥下障害が残存している状態で在宅へ移行する患者が
    多いが、その先で何も行われなくなる、もしくは退院時の状態が永続的
    なものとされて対応を続けられるのが問題なのである。
    極端な表現をすると、食べる機能についてのリハビリテーションが中途
    なまま退院を余儀なくされているのに対し、退院後、“ただそのまま”
    になっている患者が多いのである。
    特に今後の日本においては訪問診療が必要とされる場面、地域が増加
    することは想像にたやすいが、そういった場面で食べることを真剣に
    評価してリハビリの場面に乗せることが重要である。
    視点としては地域リハビリテーションといえる。我々の過去の調査に
    よると、食べる機能があるのにもかかわらず経管栄養のままでいる患者
    や、食べる機能が低下しているのにもかかわらず普通の食事を摂取して
    いる患者が多かった。摂食・嚥下リハビリテーションを考える際の視点
    としては、“訓練”という目線ではなく、退院後安定した生活を送るにあた
    って栄養摂取方法を見直すという視点が重要なのであり、改めて地域で
    の連携が重要になる。 今回は過去に行った胃瘻に関連する調査の内容も
    含め、さらに地域連携の研究班で行った摂食嚥下関連医療資源マップ   
    (http://www.swallowing.link/)なども紹介しつつ経口摂取を支える
    ためにできることを考えてみたい。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

    第2回、第3回の講演会は介護保険講習会となります。
    第2回 開催日時:平成30年1月23日(火)午後7時30分
    第3回 開催日時:平成30年2月20日(火)午後7時30分

申込番号:171206

日時: 平成29年12月6日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
明日からできる歯周組織再生治療
    GTR法から新歯周組織再生剤リグロス®まで
講師: 日本大学歯学部歯科保存学第V講座 教授 佐藤 秀一先生
抄録: 国民のおよそ8割が歯周病に罹患しているという現状から、歯周治療の
    重要性はさらに増していくと考えられる。また、再生医療に対する国民
    の関心は非常に高く、それに対する期待は大きい。
    これまで国内では GTR法、エナメルマトリックスタンパク質の応用法、
    骨移植術などの歯周組織再生治療が行われてきた。しかし、手術法や適応
    症例の選択、手術手技の煩雑さ、保険収載などの問題から、一般臨床で
    はまだまだ普及していないのが現状である。しかし、昨年、世界初の
    歯周組織再生剤リグロス®が発売、保険収載されたことで、歯周組織
    再生治療が再び注目されている。そこで、本講演では歯周組織再生治療に
    ついて再度理解を深め、明日の臨床から歯周組織再生治療を行うための
    ポイントを紹介したい。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:171101
終了しました

日時: 平成29年11月1日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
全身の健康へのリスクファクターとしての歯周病
講師: 京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻
    生体支持組織学講座歯周病学 教授 和泉 雄一 先生
抄録: わが国は、高い教育・経済水準、保健・医療水準に支えられ、2007年に
    「超高齢社会」へ突入し世界でも有数の長寿国となっている。一方で、
    結婚や出産年齢が年々高まり、少子化も深刻化しつつある。このように
    急速な少子化高齢化社会の到来を迎え、健康で長生きを喜べる社会、
    すなわち健康長寿社会の実現が大きな課題となっている。国内において
    歯科医療は「歯の健康」だけに焦点を合わせるのではなく、健康寿命を
    延ばすための医療として捉えられるようになった。2011年8月には歯科
    口腔保健の推進に関する法律が公布・施行され、さらに、2013年4月1日
    から21世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))
    が実施された。この中では、全身との関わりにおいて、口腔疾患の予防や
    口腔保健の推進に積極的に取り組む必要性が強調されている。 口腔と全身
    との関連性が科学的に追求され、歯周病が全身疾患に密接に関係している
    ことが次第に明らかにされた。心血管疾患の病態の本質は、血管内皮に
    生じた傷害に対する炎症反応である。慢性疾患を惹起する細菌に感染する
    と、末梢血管が直接傷害され動脈硬化の発症につながる。歯周病原細菌の
    感染によって血管壁に炎症が起こり、その結果新生内膜の肥厚や心筋虚血
    後の修復機転に異常をきたす可能性が示唆された。糖尿病は、歯周病の
    修飾因子であり、糖尿病の重症化が歯周病の病態に悪影響を与えることが
    広く知られている。また糖尿病患者は、歯周病原細菌に対する易感染性に
    より歯周病に罹患しやすく、治癒しにくいと考えられている。最近の研究
    では、重症な歯周病患者は歯周局所で炎症性サイトカインが持続的に産生
    され、インスリンの作用を阻害するため、糖尿病が重症化しやすいと考え
    られている。また、2型糖尿病患者では、抗菌薬の局所投与を併用した歯
    周治療により、血糖コントロールが改善(血中HbAlc値が低下)すること
    が報告され、注目を集めている。また、妊娠過程において妊婦が重症な
    歯周病に罹患していると、早産や低体重児出産の危険率が増加する。
    これからの歯科医療は、単なる口腔疾患への治療の提供だけではなく、
    生活支援や生活の質(QOL)の向上という視点から、その方向性や
    社会性が求められている。健康長寿社会を実現するためには、歯周病を
    予防し、歯周治療を積極的に行うことにより、全身の健康管理を進める
    ことが重要である。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:171025
終了しました

日時: 平成29年10月25日(水)午後7時15分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)の病態と管理
    〜歯科治療時の注意点とその対応〜
講師: 東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座
    教授 柴原 孝彦 先生
抄録: 2003年にビスホスホネート (bisphosphonate、BP) 治療を受けている
    患者に顎骨骨髄炎(ONJ)の発症が報告されてから10年以上が経過した。
    当初はBP処方医(医科)、歯科医師そして患者の三者の間でBRONJ病態に
    対する理解が十分ではなく、またBRONJの発症メカニズム、リスク因子、
    ならびに適切な対応や治療法も不明であったため臨床現場において
    さまざまな混乱が生じた。 昨今では、第三世代BP製剤によるBRONJ発症
    の増加、新たな骨吸収抑制薬の抗RANKL抗体デノスマブの出現とONJの
    発症(DRONJ)が明らかとなり、BP製剤と抗RANKL抗体によるONJ
    (ARONJ)や血管新生阻害薬によるONJ(MRONJ)に対する治療と管理の
    見直しが喫緊の課題となっている。中でも「休薬の必要性」について、
    口腔外科関連学歯学会では処方医と歯科医師の協議で全身状態が許すならば
    推奨しているのに対して、整形外科関連医学会および製薬会社では明確な
    休薬の言及は避け注意深い抜歯と口腔清掃で回避できると言及し、統一した
    見解は未だない。 重要なことは医師と歯科医師が患者に対して最良の対応と
    治療を行えるよう、新たな医療連携の構築と約7万ある歯科一般開業医院に
    指針を示すことと考える。今回の講演では、医科・歯科連携による 
    新規ポジションペーパーの要点と抜歯やインプラント埋入を含めた
    歯科治療、口腔管理について解説する。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円
申込番号:170517
終了しました。

日時: 平成29年5月17日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
歯のホワイトニング治療 −すべての人に白い歯を−
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科う蝕制御学分野
    准教授 大槻昌幸先生
抄録: 近年、歯のホワイトニング(漂白)治療は、わが国でも急速に普及して
    きました。歯のホワイトニング治療は、人々の笑顔をよりよくするための、
    最も歯質保存的で、費用対効果の高い歯科治療のひとつで、患者さんの満足
    度も非常に高いとされています。しかしながら、歯のホワイトニング治療
    は、全く安全というわけではなく、歯科医師による管理のもとで、適切な
    検査・診断・前処置に引き続き行われることで、最善の結果が得られます。
    ここでは、歯のホワイトニング治療の基本やその背景についてお話しすると
    ともに、ホワイトニング材の特徴について紹介します。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円
申込番号:170322
終了しました。
日時: 平成29年3月22日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
「高齢者のリスクマネージメント」
    〜訪問歯科診療時の注意事項をふまえて〜
講師: 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
    日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック
    医長 須田牧夫先生
抄録: 日本老年学会・日本老年医学会から「高齢者」として定義される年齢を
    65歳から75歳に引き上げる提案がなされました(平成29年1月5日)。
    元気で活動的な高齢者が増えている一方で、様々な疾患を抱えた高齢者は
    皆さんの地域でも増加しているのではないでしょうか。
    我々歯科医師は、地域医療、生きる力を支える生活の医療に貢献するため
    様々な年代の方々へ歯科医療の提供を行っています。その中で、高齢者の
    歯科対応として口腔機能に対する対応が今後重要になってきます。
    平成28年11月22日、日本老年歯科医学会から「高齢期における口腔機能
    低下症の概念と診断基準−学会見聞論文−」が発表されました。
    「口腔不潔」、「口腔乾燥」、「咬合力低下」、「舌口唇運動機能低下」、
    「低舌圧」、「咀嚼機能低下」、「嚥下機能低下」などの7項目を診断基準
    とし、3項目を満たした場合に「口腔機能低下症」の診断基準とすることが
    提案されました。また、全身的な評価はどうでしょうか。
    高齢者は、年齢に伴い全身の筋力や心身の活力が低下してきます。
    このような状態を「フレイル(日本老年医学会」と提唱しています。
    この段階を経て、要介護状態に至らないように、早期発見と対応を行うこ
    とが重要と周知しています。フレイルの診断基準(Fried)として「体重減
    少」、「疲れやすい」、「歩行速度の低下」、「握力の低下」、「身体活
    動量の低下」のうち3項目以上該当する場合「フレイル」、1〜2項目該当
    する場合には「プレフレイル」に該当することとなります。いずれも、
    身体の維持には栄養摂取が欠かせません。栄養摂取器官、口腔機能管理の
    専門家として、口腔機能低下の兆候を早期に発見し、口から栄養を摂取し
    続けることが可能となるように口腔環境の整備、または安全な食品の選択
    を提案する、等の対応は歯科医師として高齢者の生活を守り、健康を維持
    するために必要不可欠です。このような現状の中、外来受診できる高齢者、
    歯科訪問診療が必要な高齢者、いずれも増加の傾向があります。我々歯科
    医師が高齢者の診療で注意しなければならない点や、歯科訪問診療時も含
    めた対応方法についてご説明させていただきたいと思います。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料