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講演会のお知らせ

他地区歯科医師会会員、都歯準会員、一般歯科医師の方は、フォーム学術講演会申込書にてお申込み下さい。

申込番号:190918

日時:令和元年9月18日(水)午後7時30分
        場所:葛飾区歯科医師会館
演題:「安心できる歯科医院経営のためのシステムづくり」
             〜歯周治療を診療の基本に据えて〜
講師:日本歯周病学会指導医
東京都渋谷区開業 若林歯科医院 若林 健史先生

抄録

 近年、歯周病の治療を主訴として来院する患者さんが増えています。我々にとっては大
変喜ばしいことですが、歯周治療を行うためには初診から治療中さらには、治療終了後の
メインテナンスにいたるまで、スタッフ全員の連携によるチームアプローチが重要になり、
医院全体のレベルアップが必要となります。
 受付は患者さんが初めて出会う医院の顔なので、初診時の対応一つで医院のイメージが
作られます。一度作られたイメージはその後ずっと保持され、治療への影響も少なからず
及ぼされます。歯科助手は治療中の患者さんに気配りをして、安心して治療が受けられる
ように務めなくてはなりません。
 歯科衛生士は歯周基本治療の中心を担い、その出来いかんによっては歯周治療の成功、
不成功に直接的に関わって来るとても重要な役割の一つです。また歯科技工士は歯周治療
によって得られた健康な歯周組織を、長期にわたり維持増進していけるような清掃性の良
い、メインテナンスし易い補綴物を作製しなければなりません。
 そして何と言っても歯周治療だけでなく、歯科診療を成功に導くための最大のキーパー
ソンとなるのが歯科医師です。歯科医院の舵取り役であり動力源である歯科医師が、医院
の進む方向性や将来のビジョンをきちんと描けていないと、スタッフはどうしたら良いか
戸惑い、力を発揮することができません。
 歯周治療が医院の基盤として運営できるようになることがこれからの歯科医院経営にと
って重要になり今後の歯科医院の大きな飛躍につながること間違いないでしょう。
 今回は歯周治療あるいは歯科診療を進める上で、どのように患者さんにアプローチした
ら良いのか、またスタッフとしてはどのような心構えを持ち連携をしていけば良いのか、
そして成功に導くためのシステム作りとして、スタッフ教育やカウンセリングをどの時点
でどのような方法で行うのが効果的なのかを、当医院を例にとりご紹介しながら、楽しく
明るい未来のある歯科医院づくりの秘訣をお教えいたします。

日本歯周病学会指導医

略歴 >

    1982年 日本大学松戸歯学部 卒業、東京都練馬区若林歯科医院勤務
    1989年 東京都渋谷区代官山にて開業
    2014年 代官山から恵比寿南に移転

所属学会・資格・役職など >

    日本歯周病学理事・専門医・指導医
    日本臨床歯周病学会副理事長・認定医・指導医
    米国歯周病学会会員
    日本抗加齢医学会会員
    日本アンチエイジング歯科学会理事・認定医・メディカルアロマコーディネーター
    日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤講師
    日本大学松戸歯学部同窓会学術委員長
    広島デンタルアカデミー非常勤講師
    盛岡社会福祉専門学校非常勤講師
    目白歯周病学研究会講師
    CDC(コンジニアルデンティストクラブ)所属
    臨床歯科を語る会会員
    臨床歯科研究会歯考会最高顧問

受賞・著書・論文など >

    研究論文
    ・紫外線励起酸素種と紫外線による殺菌システムの効果の検討
    若林 健史, 中山 洋平, 小方 頼昌
    日本歯周病学会会誌Vol. 56 (2015) No. 4
    ・骨シアロタンパク質の転写に対するCO2 レーザーの影響
    佐々木 庸子/目澤 優/荒木 正大/高井 英樹/中山 洋平/藏口 潤/若林 健史/小方 頼昌 
     日本歯周病学会誌50(3), 176-184, 2008-09-28  
    ・ブレストロンを用いた口臭と臨床パラメーターの関係について
    大橋顕二郎/鈴木桃子/今荘雅秀/小山朱美/齋藤綾一朗/若林健史/増永浩/小方頼昌
    日本歯周病学会会誌 Vol.49(2007).No3 pp.191-197
    歯周病に関係する著書
    ・若林健史、有田博一、佐瀬聡良、長谷川嘉昭
      デンタルハイジーン別冊 見てわかる!実践歯周治療,
     月刊デンタルハイジーン, 医歯薬出版株式会社 , 2006
    ・ 「患者さんのための歯周治療」著者/若林健史、飯野文彦
        財団法人 口腔保健協会 2007
    ・ 総合歯科医の真髄 ;歯周治療をベースにした歯科医院システムの構築
       著者/若林健史/クインテッセンス 2009.
    ・ 「こんな事故が起こったらポケットブック トラブルVSリカバリー」
       分担執筆若林健史/デンタルダイヤモンド社 2010
    ・ 「歯周治療ベーシック ペリオ上達のための12のアドバイス」
       著/若林健史/株式会社ジーシー 2010
    ・「歯科医院のホスピタリティーチーム医療のススメー」
      編・著/飯野文彦、若林健史 財団法人 口腔保健協会 2010 
    ・「炎症のコントロールと長期的展望を持った抜歯基準が必要」著/若林健史/
      日本歯科評論、株式会社ヒョーロン、2011.Vol.71 No.9 13頁〜14頁


    翻訳 >
    ・Herbert F.Wolf Edith M.&Klaus H.Rateitschak 日本臨床歯周病学会 訳
         監訳支部協力者 若林健史
         ラタイチャーク カラーアトラス歯周病学 第3版 , 2008/10/01 , 永末書店

セミナー>

    特別講演、教育講演、シンポジウム
       ・シンポジューム
         歯周基本治療からメインテナンスまでを臨床家の立場から再考する,
    第49回 日本歯周病学会春季学術大会 市川文化会館 千葉県 2006.4.29
      ・認定医・専門医教育講演
    歯周治療のオフィス・マネージメントを考える
    「患者カウンセリングとスタッフ教育」
    第53回 日本歯周病学会春季学術大会 盛岡市民文化ホール 岩手県2010.5.15
     ・ポスター発表
      Long-term change of mandibular second molars treated by orthodontic-upright.
         第96回 アメリカ歯周病学会共催日本歯周病学会2010年大会
         ハワイ・コンベンショナルセンター   ホノルル ハワイ 2010.10
    日本歯科医師会関連での講演
     ・特別講演
         「チーム医療、これからの歯科医院のシステム作り」
         埼玉県川口歯科医師会日本大学同窓会総会 2011.4.16
     ・特別講演
       「天然歯とインプラントの平和的共存を目指して」
       東京都京橋歯科医師会 2010.4.21
    ・特別講演
       「歯周病と全身疾患 医科・歯科連携の重要性」
       渋谷区医師会・歯科医師会合同講演会 2011.5.18
     ・特別講演
      「チーム医療 安心できる歯科医院経営のためのシステムづくり」

      広島県安芸歯科医師会学術講演会 2011.9.11 

 

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:190731

日時:令和元年7月31日(水)午後7時30分
      場所:葛飾区歯科医師会館
演題: 一般歯科が知っておきたい矯正歯科治療の基礎知識
―混合歯列期の不正咬合を中心に
講師:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面矯正学分野
   教授 森山 啓司先生

抄録
不正咬合は、成長発育や加齢の過程において、顎口腔領域の形態や機能がいわゆる「正
常域」から逸脱することによって生じる歯列・咬合の異常と定義することができます。
矯正歯科治療によって調和のとれた口元や顎口腔機能を獲得すると、心理・社会的な面
からも個人の福祉に大きく寄与することができ、患者のQOL向上が期待できます。
我が国の国民の平均寿命の急速な延伸に伴い,若年齢層から高齢者に至るまで生涯を通
じて心身ともに 健康に暮らすことへのニーズが高まりつつあります。疾患を克服するた
めの医療に加え、矯正歯科治療を含めた健康を志向する歯科医療の重要性は、今後さら
に高まっていくものと予想されます。
本講演では、混合歯列期の不正咬合を中心にその特徴や治療経過を供覧しながら、一般
歯科医が知って
おきたい矯正歯科治療の基礎知識について概説させていただきます。

【略歴】
1986       東京医科歯科大学歯学部歯学科 卒業
1990       東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1992−1994 米国テキサス大学サンアントニオ校医学部 博士研究員 
1998−2007 徳島大学教授(歯科矯正学講座・口腔顎顔面矯正学分野)                   
2007-現在 東京医科歯科大学教授(顎顔面矯正学分野) 
2010-現在   世界矯正歯科医連盟 常任理事
2014−2017  東京医科歯科大学歯学部長
2014−2016  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科長
2018—現在  公益社団法人 日本矯正歯科学会 理事長

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円


申込番号:190717@
................190724A

日時:令和元年 @7月17日(水)午後7時30分
        A7月24日(水)午後7時30分
場所:葛飾区歯科医師会館
演題:オーラルフレイルと口腔機能低下症―口腔機能を測って外来診療に生かそう!―
講師:
@東京歯科大学老年歯科補綴学講座 教授 上田 貴之先生
A東京歯科大学老年歯科補綴学講座 教授 上田 貴之先生
.. 東京歯科大学老年歯科補綴学講座 講師 竜  正大先生

抄録
2016年に日本老年歯科医学会は、高齢期における「口腔機能低下症」の定義と診断基
準を公表した。口腔不潔、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼
機能低下、嚥下機能低下の7項目の検査を行い、3項目以上が該当するものを「口腔機能
低下症」と診断することになった。
2018年4月の診療報酬改定では、口腔機能低下症に係る検査料と管理料が保険導入され
た。これにより、本疾患の理解とその管理の普及が加速している。本講演では、保険診
療における口腔機能低下の評価と対応法について考えていきたい。
検査は、すべて行っても15分程度で実施可能である。歯科医師の指示により、歯科衛生
士が検査や管理を行うこともできる。管理計画書に基づいた口腔機能の管理は、歯科衛
生士の活躍の場である。明日からの臨床にお役に立てるように、検査の実際や管理計画
の立案のポイント、管理方法についても紹介したいと思う。
また、フレイル(Frailty)やオーラルフレイルの概念についても再整理を行い、口腔機
能低下症との関係についても解説したい。

略歴
1999年         東京歯科大学卒業
2003年         東京歯科大学大学院歯学研究科修了
2003年         東京歯科大学・助手
2007年         東京歯科大学・講師
2007年         長期海外出張(スイス連邦・ベルン大学歯学部補綴科客員教授)
2009年         東京歯科大学復職
2010年         東京歯科大学・准教授
2016年         東京歯科大学教務副部長
2016年         文部科学省高等教育局医学教育課技術参与(2018年まで)
2019年         現職

主な活動
一般社団法人日本老年歯科医学会 常任理事・専門医・指導医・学術委員会委員
公益社団法人日本補綴歯科学会 代議員・専門医・指導医・学術委員会委員

専門分野
歯科補綴学
老年歯科医学

著書
上田貴之(分著)、かかりつけ歯科医のための口腔機能低下症入門.デンタルダイヤモ
ンド
櫻井 薫、上田貴之(監修),お口だって老化するんです.デンタルダイヤモンド

キーワード: (日歯コード)
2302基本的検査法・臨床検査、2908食育・栄養、3406高齢者の歯科治療

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円
各回にかかります

申込番号:190515

日時:2019年5月15日(水) 午後7時30分
場所:葛飾区歯科医師会館
演題:「聞くと良く効く麻酔の話」
講師:日本歯科大学生命歯学部歯科麻酔学講座 教授 砂田勝久先生

抄録
 ほとんどの患者さんは、痛くない治療を望んでいます。「そんなときにはこれ1本」
というわけにはいきませんが、毎日何気なくブスブス刺している麻酔だって、細かい
心配りを積み重ねるとアーラびっくり結構痛くないものです。痛くなければ血圧だっ
て上がりませんし、不整脈だって起きません、たぶん起きないはずです、起きないと
いいなぁ‥。というわけで、浸潤麻酔のポイントから近頃人気の、短い針を用いた伝
達麻酔の方法まで、明日からの診療に役立つような秘伝の方法を?お話させていただ
こうと思います。

略歴
職歴  : 昭和59年6月  日本歯科大学 歯学部 歯科麻酔学教室 助手
平成19年4月 日本歯科大学生命歯学部 歯科麻酔学講座 教授
資格    : 昭和62年9月 日本歯科麻酔学会 歯科麻酔認定医取得(第341号)
平成 6年 5月  日本歯科麻酔学会 歯科麻酔指導医取得(第59号)
平成17年1月 日本歯科麻酔学会 歯科麻酔専門医取得(第59号)
所属学会: 日本歯科麻酔学会常任理事 日本口腔科学会理事 日本歯科薬物療法学会理事
     日本有病者歯科医学会理事  日本障害者歯科医学会評議員  
     日本歯科医学教育学会 基礎歯科医学会 日本臨床麻酔学会 その他
内地留学: 昭和60年10月〜昭和61年3月 日本大学医学部附属板橋病院麻酔学教室
海外留学: 平成8年5月〜平成9年4月 カナダ ブリティッシュコロンビア州州立大
      学歯学部
賞罰  : 昭和62年9月 日本歯科麻酔学会松田学術奨励賞
平成22年6月 アジア歯科麻酔会議Soo-Nam Kim’s Award受賞

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:190320

日時:平成31年3月20日(水) 午後7時30分
場所:葛飾区歯科医師会館
演題:新しい病名「口腔機能低下症」について
講師:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
高齢者歯科学分野 教授 水口俊介先生

 厚生労働省から平成23年11月に「歯科治療の需要の将来予測のイメージ図」発表さ
れました。これまで歯科医療の対象がう蝕や歯周病、欠損補綴のような形態を回復す
る治療が主体でしたが、今後は全身疾患を抱えた通院困難な高齢者の口腔機能の維持
回復を主眼とするような歯科医療が求められてくることが記載されています。
 平成26年に「オーラルフレイル」の概念が紹介されました.社会性や食環境の悪化
に起因する身体機能の低下や要介護状態に至る構造的な流れを4つの段階に分けて説
明していますが,口腔の機能低下を経由して,全身の機能低下が進行する過程の概念
がはじめて示されました。このなかで,口腔のわずかな衰え示す段階を「オーラルフ
レイル」と表現しております.この言葉は訴求力がきわめて強く,当時,東京医科歯
科大学で開催された記者懇談会では,その時のテーマであった新しい歯科診療センタ
ーに関する質問はほとんどなく,たまたま話題で取り上げた「オーラルフレイル」に
関する質問が大部分であったのです。
  日本歯科医師会は「8020運動」に「オーラルフレイル」を啓発の標語として加え
健康長寿に対する貢献を宣言しています.また日本老年歯科医学会は歯科医療関係者
が介入すべき病名として「口腔機能低下症」の診断基準について学会見解論文を発表
している.すなわち,「オーラルフレイル」は口腔機能が衰えフレイルへの坂道を下
り始めた高齢者をかかりつけ歯科医にいざなう「言葉」であり,「口腔機能低下症」
は歯科医が口腔機能の低下を阻止し回復させ,維持するための根拠となる「病名」で
あるということです。
「口腔機能低下症」は昨年4月に保険収載されました.7個の診断基準のうち3個を満
たせば「口腔機能低下症」の病名が付与され歯科疾患管理料にて管理し,「咬合圧低
下」「咀嚼能低下」「低舌圧」の診断基準を満たせば口腔機能管理加算を算定すると
いう,歯科医療が口腔機能を管理し維持増進させるという仕組みが出来上がったわけ
です。しかしながら、いまだ東京都内では口腔機能管理加算の算定はあまり進んでい
ないという話を伺います。7個も診断するのは大変、実際にどのような治療をすればよ
いかわからない、というお話もよく聞きます.実際に新しい概念の病名を診療に取り
入れるのはハードルが高いと思うのですが、この「口腔機能低下症」をどんどん算定
していただき育てていただければと思います。

(略歴)
昭和58年 3月 東京医科歯科大学歯学部歯学科 卒業
昭和62年 3月 同大学大学院歯学研究科 修了
平成元年  4月 同大学歯学部高齢者歯科学講座助手
平成13年 4月 同大学大学院医歯学総合研究科口腔老化制御学分野講師
ロマリンダ大学歯学部Visiting Research Professor
平成17年 2月 同大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野助教授
平成20年 3月 同大学大学院医歯学総合研究科全部床義歯補綴学分野教授
平成25年 4月 同大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野教授

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円



申込番号:190313

日時:平成31年3月13日(水)午後7時30分〜
場所:葛飾区歯科医師会館
演題:「歯からの身元確認〜事例を中心に〜
講師:日本大学歯学部法医学講座前教授
葛飾区警察歯科顧問 小室 歳信 先生

抄録
 血液型やDNA型はもとより顔や指紋、静脈の走行あるいは目の虹彩など、生体認証
を身元確認に利用するようになって久しいが、これらの認証はこれまでのところパス
ワードや鍵のようなものがないために盗聴やなりすましが不可能であるとして、最も
確実な認証方法とされてきた(一旦、盗まれたら取り返しのつかない最大の欠点はあ
るが、、、)。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、最近では人工知能を利用し
て顔認証を分析し、個人の特定につなげようとする試みも行われつつある。
 ところがその一方では、生体認証の信頼性が揺らぐような報道も相次いでいる。指
紋は複数人と合致する偽造指紋の合成が可能となり、さらなる合致率向上が図れる、
また、一眼レフカメラで指を撮影し、画像編集ソフトで特殊な処理を施すと静脈パタ
ーンを抽出できると報道された。さらには、ゲノム編集技術を使い遺伝子を改変させ
た子を誕生させたとする報道もあり、究極の鑑定法と高く評価されているDNA型鑑定
までもその精度が危ぶまれてくる気配である。今後、警察捜査や裁判の証拠上、揺る
ぎない鑑定結果を導き出すためのさらなる技術推進が求められる。
 そのようななかにあって、歯科所見は終生不変ではないもののその多様性はDNA型
鑑定に優るとも劣らず豊富であり、また口腔内所見と歯科診療録の記載内容との整合
性は高いことから身元確認にはきわめて有用である。この度の講演会では、これまで
に経験した歯からの身元確認事例を紹介したいと考えている。

【履  歴】
1977年6月 東京医科大学 口腔外科講座 臨床研究員
1979年11月  同上 助手
1980年6月  日本大学 歯学部法医学教室 助手
1984年4月  同 専任講師
1989年10月  同 助教授
1999年4月    同 教授(2012年4月〜 法医学講座に名称変更)
2018年4月   同 特任教授(3月 定年退職)
【兼 等】 
広島大学歯学部 客員教授(2016年4月〜)、
日本大学松戸歯学部(1994年4月〜)、
昭和大学歯学部 兼任講師(1998年4月〜)、
東京医科歯科大学医学部 非常勤講師(2018年4月〜)、
日本大学医学部 兼任講師(2018年4月〜)
【学会活動】 日本法医学会 名誉会員(2018年6月〜)、
日本法科学技術学会 副理事長(2014年11月〜)、
日本法歯科医学会 理事(2011年7月〜)、
日本歯科医史学会 理事(2011年4月〜)、
日本DNA多型学会・日本医事法学会 会員
【委 会】
戦没者遺骨のDNA鑑定人会議(厚生労働省2003年7月〜)、
大学が保管するアイヌ遺骨の適切な返還に関する第三者委員会(文部科学省2016年
11月〜)、
歯科診療情報の利活用及び標準化普及に関する検討会(厚生労働省2017年4月~)
【顧  問】
警察庁科学警察研究所(2014年4月〜)、
千葉県習志野市歯科医師会(2005年4月〜)                                                            (2019年2月5日現在)

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:190213
終了しました
日時: 平成31年2月13日(水) 午後7時30分
場所: 葛飾区歯科医師会館
演題: 「医事紛争を起こさないために」
講師: 東京都歯科医師会医事処理担当理事    千葉 治先生

抄録: 近年、社会情勢の変化に伴い、我々、歯科医師と患者さんとの関係性が変化
し、患者さんの権利意識が高まり、時には、無理難題を主張する、「モンスターペイ
シェント」と呼ばれる患者さんが来院することがあります。また、歯科医師がどれだ
け細心の注意を払い、診療を行っていても、情報過多のため、患者さんのニーズの多
様化、高度化のため、患者さんの望む結果と異なる場合もあります。
しかし、なんらかのトラブルが起きても、診療上のしっかりとした心構えの下に、イ
ンフォームド・コンセントを尽くして、患者さんとの間にきちんと意思疎通を図り、
信頼関係を構築しておけば、医事紛争になるケースは少ないと思います。
その少ないケースの中で、医事紛争が起きてしまった場合、どのような対処が必要な
のか、また、さらに医事紛争を少なくするために、東京都歯科医師会の医事処理案件
を通じて、お話したいと思います。

履歴
平成元年  日本大学歯学部卒業
      日本大学歯学部補綴学講座クラウンブリッジ学講座入局
平成13年  千葉歯科医院開設
      日本大学歯学部兼任講師
平成15年 東京都社会保険診療報酬請求書審査委員会審査員(〜平成19年)
平成19年 東京都台東区歯科医師会保険担当理事(〜平成23年)
平成25年 東京都台東区歯科医師会専務理事(〜平成29年)
平成29年 東京都歯科医師会医事処理担当理事

申込番号:190123
終了しました

日時: 平成31年1月23日(水) 午後7時30分
場所: 葛飾区歯科医師会館
演題: 「超高齢社会の無歯顎患者さんへの対応  
             〜デンチャースペース義歯の有効性と実践〜」
講師: 横浜市開業医 田中 五郎先生

抄録: 超高齢社会の現在、無歯顎患者さんの特徴は、フラビーガムを代表とする上
顎の顎堤吸収の著しさです。吸収の激しい下顎に対しては、適切な床形態を与えるこ
とで吸着が得られるようになってきましたが、上顎の吸収に対しては、適切な対応が
出来ていないのが現状です。多くの義歯を見ると、歯槽頂を基準にして製作されてい
るので、上顎の顎堤吸収に合わせて人工歯を配列すると舌房が狭くなり、義歯の安定
が悪くなるばかりか、患者さんにとって邪魔なものになっています。この様に上顎の顎堤が著しく吸収した患者さんには、デンチャースペース(患者さんの歯、歯槽骨が
存在したスペース)に義歯を作ることで満足して頂ける様になります。また、合って
いない義歯を長期に使用していた患者さんは、顎位も不安定です。治療用義歯を製作
し、顎位を補正し、習癖を消す必要があります。また、オーラルディスキネージアな
ど、複合的に難症例と言われる無歯顎患者さんも増えています。そういった患者さん
への対応法をご紹介させていただきたいと思います。

略歴
1963年 神奈川県生まれ
1988年 東京歯科大学卒業
      加藤歯科医院(加藤武彦院長)勤務
      横浜市立市民病院口腔外科(河内四郎部長)にて研修
1990年 田中歯科医院勤務
1992年 田中歯科医院院長

横浜市立石川小学校学校歯科医
全国訪問歯科研究会(加藤塾)会員
総義歯臨床研究会「車座」会員
日本顎咬合学会会員
DSM(デンタル・スタッフ・ミーティング)会員

清水が丘ケアプラザ専任歯科医

 

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:190116
終了しました
日時: 平成31年1月16日(水) 午後7時30分
場所: 葛飾区歯科医師会館
演題: 「地域包括ケアでの歯科の役割」
講師: 豊島区開業・豊島区歯科医師会副会長  高田 靖先生

抄録: 平成30年4月より日常生活圏域内における医療・介護・予防・住まいが、切
れ目なく継続的かつ一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の確立が進められ
ています。
都市部ではその便利さから他県や郊外からの高齢者の流入が増加しており、独居高齢
者、高齢者世帯が急増しています。しかし、地価の高さや人件費の高さから高齢者を
収容できる介護施設も不足しがちで、おのずと在宅医療・介護が中心となります。在
宅での介護を行う上で重要となるのが「食事・移動・排泄」です。「食事」とりわけ
口腔の問題に関しては問題が明らかになってもどこに繋げたらいいのか戸惑う状況が
あります。
今回、歯科医師会が中心となって多職種と連携して行っている豊島区での取り組みを
例に地域包括ケアシステムの中で歯科が果たせる役割について考えたいと思います。


平成2年3月   東京医科歯科大学歯学部卒業
平成2年4月   東京医科歯科大学第3保存科入局
平成4年3月   東京医科歯科大学第3保存科退局
平成5年4月   高田歯科医院開設
平成9年4月〜平成11年3月  社)豊島区歯科医師会・総務理事
平成15年4月〜平成17年3月 社)豊島区歯科医師会・会計理事
平成17年4月〜平成22年6月 社)豊島区歯科医師会・専務理事
平成22年7月〜平成24年6月 公社)東京都豊島区歯科医師会・専務理事
平成24年6月〜平成26年6月 東京都豊島区歯科医師連盟 副理事長
平成26年6月〜平成30年6月 公社)東京都豊島区歯科医師会・専務理事
平成30年6月〜       公社)東京都豊島区歯科医師会・副会長
現職及び役職
公社)東京都豊島区歯科医師会 副会長
公社)日本歯科医師会 資金管理運用常任委員会 副委員長
公社)東京都歯科医師会 成人保健医療常任委員会 委員長
地域保健医療常任委員会 委員長
歯科医師国民年金基金 代議員・理事(理事長職務代理)
            規程検討委員会 委員長 

   
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円  


申込番号:181024
終了しました

日時: 平成30年10月24日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20
演題: 「ドライマウスと口腔ケア「義歯が合わない」 を繰り返す
                  患者さんの訴えの 裏にあるもの 」
講師: 日本大学松戸歯学部障害者歯科学講座
                    専任講師 遠藤 眞美先生

申込番号:180801
終了しました

日時: 平成30年8月1日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20
演題: 「口腔粘膜疾患に強くなるための診方・考え方」
講師: 日本大学松戸歯学部病理学講座  教授 久山 佳代先生
抄録: 日本では年間約7,000人(全悪性新生物の2%)を超える方々が口腔・咽頭がんで命を落とされています。厚労省は口腔がんを制御しきれていない日本の現状を注視し、歯科医師の役割として説いています。ところが口腔がんは自覚症状に乏しく、口腔がんを発見するのは歯科医師であるべきはずなのに、未だに他科を受診される方
が少なくありません。また口腔は直視できますが、肉眼診断で口腔がんを発見できる確率は44%といわれています。さらに病変に気づき、専門機関で口腔がんの確定診断が得られるまでに約4か月かかるといわれています。
そこで日本大学松戸歯学部付属病院病理診断科では、肉眼診断の補助的役割を担う
細胞診を用いた口腔がん検診を1993年から柏歯科医師会、2002年から東京都玉
川歯科医師会と展開してきました。さらに卒業生が営む某開業医が歯周病検診を目
的として来院された患者全てに対して口腔がん検診を実施しました。この3方式の
結果、がん発見率は0.1〜1.1%であり、他領域のがん検診と比較して遜色ありま
せん。口腔粘膜疾患のスクリーニングに用いる細胞診の適切な使用方法と細胞判定
の考え方をお話しいたします。
また、口腔がん検診を行うようになると他の口腔粘膜疾患を発見する目が養われま
す。ところが口腔は全身状態を映しだす鏡であると同時に、口腔粘膜疾患は複雑で
す。そこで今回、複雑な口腔粘膜疾患の診方を整理します。口腔粘膜上皮を城壁に
喩えて、城壁に生じるさまざまなトラブルと口腔の肉眼所見をリンクさせます。

経歴
学歴および職歴
平成2年3月  日本大学松戸歯学部卒業
平成13年4月 日本大学講師(病理学講座)
平成24年7月 日本大学准教授(口腔病理学講座)
平成25年8月 日本大学教授(病理学講座)
現在に至る
資格
細胞診指導歯科医、口腔病理認定医、口腔病理専門医研修指導医、死体解剖資格、
口腔インプラント基礎系指導医
所属
日本大学松戸歯学部病理学講座教授
大阪大学非常勤講師、島根大学非常勤講師、九州大学非常勤講師、広島大学非常勤講師

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:180523
終了しました

日時: 平成30年5月23日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20
演題: 「歯内療法の最新コンセプトを日常臨床に活かす
                :効率化と難症例対策を考える」
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築講座
    歯髄生物学分野教授 興地 隆史先生
抄録: NiTiロータリーファイル、実体顕微鏡や歯科用コーンビームCTなど、歯内
   療法の器材・術式の進歩に関する話題は枚挙に暇がありません。歯内療法に
   今なお立ちはだかる「診断」、「根管形態」 という障壁を取り除く手段が
   格段に増えた時代と捉えられます。ところが、これらの真価はこれまでに確
   立されたトラディショナルな理念・術式とのコンビネーションにより、はじ
   めて発揮されるとも言えます。
    本講演では、「根管からの感染源の除去」を阻む要因と打開策について、
   トラディショナルな技法にも目を向けながら、効率化と難症例対策につなが
   る話題を提供させて頂きます。

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:180328-1
終了しました

日時: 平成30年3月28日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
次年度診療報酬改訂について(伝達講習会)
講師: 社保審査員 片岡 博樹先生

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:180328-2
終了しました

日時: 平成30年3月28日(水) 伝達講習会終了後
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
院内感染防止対策について
講師: 本会常務理事 青島 裕先生

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円    他に修了証発行 別途5000円

申込番号:180228
終了しました

日時: 平成30年2月28日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
「口腔がんを見落とさない」すぐわかる―色と形からみる口腔粘膜病変―
講師: 日本歯科大学口腔外科 教授 小林 隆太郎先生
抄録: 病気に対する基本的な考え方、特に「がん」に対しては、早期発見・早期
   治療が当然のことながら重要となります。そして、その関心の深さは、最近
   開催されることが多くなった「口腔がんに関連する内容の市民公開講座」に、
   いつも多くの一般の方々が参加されていることからも特に感じる状況です。
    消化器系の検査は、通常、内視鏡などの機器を用いて間接的に行われます
   が、口の中の検査は特別な機器も使わず、直接目で見て確認をし、触診する
   こともできるという、簡便でありながら実はとても確実な方法であると言え
   ます。その検査の主役は機器ではなく、私たちの知識と感覚です。そのため
   にまずは正常、異常を知り、そして異常の内容を鑑別出来る知識が必要とな
   ります。
    私たち歯科医師が、患者さんに接し、口腔内で最初にみるのは「色」であ
   り「形」です。目に飛び込んでくるものが診断の第一歩となります。そこで、
   口の中にできる病変について、「口内炎」から「がん」まで、分かりやすい
   ように色で分けて解説していきたいと思っています。日常の臨床の場でも大
   切なこと、それは 「見落とさないこと」、「発見すること」、「相談に対応
   出来ること」と考えます。
    診療室では、歯科医師に加え、歯科衛生士さんも同様の知識が必要です。
   治療と予防の場において、歯科衛生士さんが口腔内を管理する機会が増えて
   きている現状では医院全体としての総合力が求められます。
    口腔がんを知ることは、それはまず口腔粘膜病変を知ることから始まりま
   す。 そこで今回、「白」「赤」「黒」「黄」「紫」という色を基本に、多く
   の症例を見て頂き、すぐに役立つような内容の講演にしたいと考えております。

   参考資料:「色と形からみる口腔粘膜疾患」デンタルハイジーン別冊 医歯薬出版

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円 

申込番号:180221
終了しました

日時: 平成30年2月21日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
「 診療所の労務管理」―人事労務管理を中心に―
講師: 東京都歯科医師会医療管理・調査担当  理事 山口 幸一先生
抄録: 近年、事業所の大きさや職種に係らず労務環境の問題が取り上げられる
   事が多くなり、その整備が早急に求められてきています。歯科医業経営に
   おいても例外ではなく、サービス残業、就業規則の不備、個々の雇用契約
   の不備等が原因で労使紛争や労働基準監督署等へ告発されるケースもあり
   ます。
    健全な歯科医業経営をおこなうには、歯科医療に関する知識だけではな
   く、労働基準法をはじめ とした労働法の知識を身につけ正しい労務管理を
   行う必要が有ります。
    例えば、就業規則は労働基準法で常時10人以上の労働者を使用する事
   業所においてその作成が義務付けられています。多くの歯科診療所におい
   ては該当しないかと思いますが、就業規則を整備する事が職場の秩序・規
   律の保持や労使紛争等を未然に防ぐ事になり、より良い労使関係や診療環
   境を作り「安心経営」だけでなく「安心診療」につながり質の高い診療を
   行う手がかりになるかと思います。
    今回「診療所の労務管理」と言う事でお話をさせて頂きますが、一言で
   労務管理と言っても範囲が広くその中で特に人事労務管理についてお話し
   させて頂きます。

―経歴―
 昭和60年3月 神奈川歯科大学卒業
 平成10年4月 山口歯科医院開業
         東京都台東区歯科医師会入会
 平成15年4月 東京都台東区歯科医師会理事就任
 平成23年4月 東京都台東区歯科医師会副会長就任
 平成25年4月 東京都台東区歯科医師会会長就任〜現在に至る
 平成29年6月 東京都歯科医師会理事就任〜現在に至る

参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円 

申込番号:180220
終了しました
日時: 平成30年2月20日(火)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
摂食嚥下の基礎・応用・実習・症例検討について(第3回)
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系
    口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野 准教授 戸原 玄先生
抄録: 超高齢社会である日本では、肺炎による死亡数は昨年度3位となった。
    その原因は人口の高齢化により誤嚥性肺炎が増加したためではないか
    と考えられている。誤嚥は摂食・嚥下障害により起こるが、その状態を
    正確に把握するためには精査が必要になる。しかし、全ての患者に
    対して検査環境が整っているとは言いがたいのが現状であり、特に通院
    できない患者への対応を困難としている。 現在の日本では入院中に
    リハビリテーションを十分に行うことができないまま退院もしくは転院
    する場合が多い。嚥下障害が残存している状態で在宅へ移行する患者が
    多いが、その先で何も行われなくなる、もしくは退院時の状態が永続的
    なものとされて対応を続けられるのが問題なのである。
    極端な表現をすると、食べる機能についてのリハビリテーションが中途
    なまま退院を余儀なくされているのに対し、退院後、“ただそのまま”
    になっている患者が多いのである。
    特に今後の日本においては訪問診療が必要とされる場面、地域が増加
    することは想像にたやすいが、そういった場面で食べることを真剣に
    評価してリハビリの場面に乗せることが重要である。
    視点としては地域リハビリテーションといえる。我々の過去の調査に
    よると、食べる機能があるのにもかかわらず経管栄養のままでいる患者
    や、食べる機能が低下しているのにもかかわらず普通の食事を摂取して
    いる患者が多かった。摂食・嚥下リハビリテーションを考える際の視点
    としては、“訓練”という目線ではなく、退院後安定した生活を送るにあた
    って栄養摂取方法を見直すという視点が重要なのであり、改めて地域で
    の連携が重要になる。 今回は過去に行った胃瘻に関連する調査の内容も
    含め、さらに地域連携の研究班で行った摂食嚥下関連医療資源マップ   
    (http://www.swallowing.link/)なども紹介しつつ経口摂取を支える
    ためにできることを考えてみたい。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円 

申込番号:180123
終了しました

日時: 平成30年1月23日(火)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
摂食嚥下の基礎・応用・実習・症例検討について(第2回)
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系
    口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野 准教授 戸原 玄先生
抄録: 超高齢社会である日本では、肺炎による死亡数は昨年度3位となった。
    その原因は人口の高齢化により誤嚥性肺炎が増加したためではないか
    と考えられている。誤嚥は摂食・嚥下障害により起こるが、その状態を
    正確に把握するためには精査が必要になる。しかし、全ての患者に
    対して検査環境が整っているとは言いがたいのが現状であり、特に通院
    できない患者への対応を困難としている。 現在の日本では入院中に
    リハビリテーションを十分に行うことができないまま退院もしくは転院
    する場合が多い。嚥下障害が残存している状態で在宅へ移行する患者が
    多いが、その先で何も行われなくなる、もしくは退院時の状態が永続的
    なものとされて対応を続けられるのが問題なのである。
    極端な表現をすると、食べる機能についてのリハビリテーションが中途
    なまま退院を余儀なくされているのに対し、退院後、“ただそのまま”
    になっている患者が多いのである。
    特に今後の日本においては訪問診療が必要とされる場面、地域が増加
    することは想像にたやすいが、そういった場面で食べることを真剣に
    評価してリハビリの場面に乗せることが重要である。
    視点としては地域リハビリテーションといえる。我々の過去の調査に
    よると、食べる機能があるのにもかかわらず経管栄養のままでいる患者
    や、食べる機能が低下しているのにもかかわらず普通の食事を摂取して
    いる患者が多かった。摂食・嚥下リハビリテーションを考える際の視点
    としては、“訓練”という目線ではなく、退院後安定した生活を送るにあた
    って栄養摂取方法を見直すという視点が重要なのであり、改めて地域で
    の連携が重要になる。 今回は過去に行った胃瘻に関連する調査の内容も
    含め、さらに地域連携の研究班で行った摂食嚥下関連医療資源マップ   
    (http://www.swallowing.link/)なども紹介しつつ経口摂取を支える
    ためにできることを考えてみたい。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円


    第3回 開催日時:平成30年2月20日(火)午後7時30分

申込番号:171219
第1回終了しました

日時: 平成29年12月19日(火)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
摂食嚥下の基礎・応用・実習・症例検討について(第1回)
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系
    口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野 准教授 戸原 玄先生
抄録: 超高齢社会である日本では、肺炎による死亡数は昨年度3位となった。
    その原因は人口の高齢化により誤嚥性肺炎が増加したためではないか
    と考えられている。誤嚥は摂食・嚥下障害により起こるが、その状態を
    正確に把握するためには精査が必要になる。しかし、全ての患者に
    対して検査環境が整っているとは言いがたいのが現状であり、特に通院
    できない患者への対応を困難としている。 現在の日本では入院中に
    リハビリテーションを十分に行うことができないまま退院もしくは転院
    する場合が多い。嚥下障害が残存している状態で在宅へ移行する患者が
    多いが、その先で何も行われなくなる、もしくは退院時の状態が永続的
    なものとされて対応を続けられるのが問題なのである。
    極端な表現をすると、食べる機能についてのリハビリテーションが中途
    なまま退院を余儀なくされているのに対し、退院後、“ただそのまま”
    になっている患者が多いのである。
    特に今後の日本においては訪問診療が必要とされる場面、地域が増加
    することは想像にたやすいが、そういった場面で食べることを真剣に
    評価してリハビリの場面に乗せることが重要である。
    視点としては地域リハビリテーションといえる。我々の過去の調査に
    よると、食べる機能があるのにもかかわらず経管栄養のままでいる患者
    や、食べる機能が低下しているのにもかかわらず普通の食事を摂取して
    いる患者が多かった。摂食・嚥下リハビリテーションを考える際の視点
    としては、“訓練”という目線ではなく、退院後安定した生活を送るにあた
    って栄養摂取方法を見直すという視点が重要なのであり、改めて地域で
    の連携が重要になる。 今回は過去に行った胃瘻に関連する調査の内容も
    含め、さらに地域連携の研究班で行った摂食嚥下関連医療資源マップ   
    (http://www.swallowing.link/)なども紹介しつつ経口摂取を支える
    ためにできることを考えてみたい。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

    第2回、第3回の講演会は介護保険講習会となります。
    第2回 開催日時:平成30年1月23日(火)午後7時30分
    第3回 開催日時:平成30年2月20日(火)午後7時30分

申込番号:171206
終了しました

日時: 平成29年12月6日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
明日からできる歯周組織再生治療
    GTR法から新歯周組織再生剤リグロス®まで
講師: 日本大学歯学部歯科保存学第V講座 教授 佐藤 秀一先生
抄録: 国民のおよそ8割が歯周病に罹患しているという現状から、歯周治療の
    重要性はさらに増していくと考えられる。また、再生医療に対する国民
    の関心は非常に高く、それに対する期待は大きい。
    これまで国内では GTR法、エナメルマトリックスタンパク質の応用法、
    骨移植術などの歯周組織再生治療が行われてきた。しかし、手術法や適応
    症例の選択、手術手技の煩雑さ、保険収載などの問題から、一般臨床で
    はまだまだ普及していないのが現状である。しかし、昨年、世界初の
    歯周組織再生剤リグロス®が発売、保険収載されたことで、歯周組織
    再生治療が再び注目されている。そこで、本講演では歯周組織再生治療に
    ついて再度理解を深め、明日の臨床から歯周組織再生治療を行うための
    ポイントを紹介したい。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:171101
終了しました

日時: 平成29年11月1日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
全身の健康へのリスクファクターとしての歯周病
講師: 京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻
    生体支持組織学講座歯周病学 教授 和泉 雄一 先生
抄録: わが国は、高い教育・経済水準、保健・医療水準に支えられ、2007年に
    「超高齢社会」へ突入し世界でも有数の長寿国となっている。一方で、
    結婚や出産年齢が年々高まり、少子化も深刻化しつつある。このように
    急速な少子化高齢化社会の到来を迎え、健康で長生きを喜べる社会、
    すなわち健康長寿社会の実現が大きな課題となっている。国内において
    歯科医療は「歯の健康」だけに焦点を合わせるのではなく、健康寿命を
    延ばすための医療として捉えられるようになった。2011年8月には歯科
    口腔保健の推進に関する法律が公布・施行され、さらに、2013年4月1日
    から21世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))
    が実施された。この中では、全身との関わりにおいて、口腔疾患の予防や
    口腔保健の推進に積極的に取り組む必要性が強調されている。 口腔と全身
    との関連性が科学的に追求され、歯周病が全身疾患に密接に関係している
    ことが次第に明らかにされた。心血管疾患の病態の本質は、血管内皮に
    生じた傷害に対する炎症反応である。慢性疾患を惹起する細菌に感染する
    と、末梢血管が直接傷害され動脈硬化の発症につながる。歯周病原細菌の
    感染によって血管壁に炎症が起こり、その結果新生内膜の肥厚や心筋虚血
    後の修復機転に異常をきたす可能性が示唆された。糖尿病は、歯周病の
    修飾因子であり、糖尿病の重症化が歯周病の病態に悪影響を与えることが
    広く知られている。また糖尿病患者は、歯周病原細菌に対する易感染性に
    より歯周病に罹患しやすく、治癒しにくいと考えられている。最近の研究
    では、重症な歯周病患者は歯周局所で炎症性サイトカインが持続的に産生
    され、インスリンの作用を阻害するため、糖尿病が重症化しやすいと考え
    られている。また、2型糖尿病患者では、抗菌薬の局所投与を併用した歯
    周治療により、血糖コントロールが改善(血中HbAlc値が低下)すること
    が報告され、注目を集めている。また、妊娠過程において妊婦が重症な
    歯周病に罹患していると、早産や低体重児出産の危険率が増加する。
    これからの歯科医療は、単なる口腔疾患への治療の提供だけではなく、
    生活支援や生活の質(QOL)の向上という視点から、その方向性や
    社会性が求められている。健康長寿社会を実現するためには、歯周病を
    予防し、歯周治療を積極的に行うことにより、全身の健康管理を進める
    ことが重要である。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円

申込番号:171025
終了しました

日時: 平成29年10月25日(水)午後7時15分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)の病態と管理
    〜歯科治療時の注意点とその対応〜
講師: 東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座
    教授 柴原 孝彦 先生
抄録: 2003年にビスホスホネート (bisphosphonate、BP) 治療を受けている
    患者に顎骨骨髄炎(ONJ)の発症が報告されてから10年以上が経過した。
    当初はBP処方医(医科)、歯科医師そして患者の三者の間でBRONJ病態に
    対する理解が十分ではなく、またBRONJの発症メカニズム、リスク因子、
    ならびに適切な対応や治療法も不明であったため臨床現場において
    さまざまな混乱が生じた。 昨今では、第三世代BP製剤によるBRONJ発症
    の増加、新たな骨吸収抑制薬の抗RANKL抗体デノスマブの出現とONJの
    発症(DRONJ)が明らかとなり、BP製剤と抗RANKL抗体によるONJ
    (ARONJ)や血管新生阻害薬によるONJ(MRONJ)に対する治療と管理の
    見直しが喫緊の課題となっている。中でも「休薬の必要性」について、
    口腔外科関連学歯学会では処方医と歯科医師の協議で全身状態が許すならば
    推奨しているのに対して、整形外科関連医学会および製薬会社では明確な
    休薬の言及は避け注意深い抜歯と口腔清掃で回避できると言及し、統一した
    見解は未だない。 重要なことは医師と歯科医師が患者に対して最良の対応と
    治療を行えるよう、新たな医療連携の構築と約7万ある歯科一般開業医院に
    指針を示すことと考える。今回の講演では、医科・歯科連携による 
    新規ポジションペーパーの要点と抜歯やインプラント埋入を含めた
    歯科治療、口腔管理について解説する。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円
申込番号:170517
終了しました。

日時: 平成29年5月17日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
歯のホワイトニング治療 −すべての人に白い歯を−
講師: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科う蝕制御学分野
    准教授 大槻昌幸先生
抄録: 近年、歯のホワイトニング(漂白)治療は、わが国でも急速に普及して
    きました。歯のホワイトニング治療は、人々の笑顔をよりよくするための、
    最も歯質保存的で、費用対効果の高い歯科治療のひとつで、患者さんの満足
    度も非常に高いとされています。しかしながら、歯のホワイトニング治療
    は、全く安全というわけではなく、歯科医師による管理のもとで、適切な
    検査・診断・前処置に引き続き行われることで、最善の結果が得られます。
    ここでは、歯のホワイトニング治療の基本やその背景についてお話しすると
    ともに、ホワイトニング材の特徴について紹介します。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料
    一般歯科医師  10000円
申込番号:170322
終了しました。
日時: 平成29年3月22日(水)午後7時30分より
場所: 葛飾区歯科医師会館 東京都葛飾区青戸7-1-20

演題: 
「高齢者のリスクマネージメント」
    〜訪問歯科診療時の注意事項をふまえて〜
講師: 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
    日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック
    医長 須田牧夫先生
抄録: 日本老年学会・日本老年医学会から「高齢者」として定義される年齢を
    65歳から75歳に引き上げる提案がなされました(平成29年1月5日)。
    元気で活動的な高齢者が増えている一方で、様々な疾患を抱えた高齢者は
    皆さんの地域でも増加しているのではないでしょうか。
    我々歯科医師は、地域医療、生きる力を支える生活の医療に貢献するため
    様々な年代の方々へ歯科医療の提供を行っています。その中で、高齢者の
    歯科対応として口腔機能に対する対応が今後重要になってきます。
    平成28年11月22日、日本老年歯科医学会から「高齢期における口腔機能
    低下症の概念と診断基準−学会見聞論文−」が発表されました。
    「口腔不潔」、「口腔乾燥」、「咬合力低下」、「舌口唇運動機能低下」、
    「低舌圧」、「咀嚼機能低下」、「嚥下機能低下」などの7項目を診断基準
    とし、3項目を満たした場合に「口腔機能低下症」の診断基準とすることが
    提案されました。また、全身的な評価はどうでしょうか。
    高齢者は、年齢に伴い全身の筋力や心身の活力が低下してきます。
    このような状態を「フレイル(日本老年医学会」と提唱しています。
    この段階を経て、要介護状態に至らないように、早期発見と対応を行うこ
    とが重要と周知しています。フレイルの診断基準(Fried)として「体重減
    少」、「疲れやすい」、「歩行速度の低下」、「握力の低下」、「身体活
    動量の低下」のうち3項目以上該当する場合「フレイル」、1〜2項目該当
    する場合には「プレフレイル」に該当することとなります。いずれも、
    身体の維持には栄養摂取が欠かせません。栄養摂取器官、口腔機能管理の
    専門家として、口腔機能低下の兆候を早期に発見し、口から栄養を摂取し
    続けることが可能となるように口腔環境の整備、または安全な食品の選択
    を提案する、等の対応は歯科医師として高齢者の生活を守り、健康を維持
    するために必要不可欠です。このような現状の中、外来受診できる高齢者、
    歯科訪問診療が必要な高齢者、いずれも増加の傾向があります。我々歯科
    医師が高齢者の診療で注意しなければならない点や、歯科訪問診療時も含
    めた対応方法についてご説明させていただきたいと思います。
参加費:他地区会員   2000円
    都歯準会員   無料